( 1 )神祇官のまつる官幣社と国司のまつる国幣社があり、それぞれ大社・小社があった。官幣社は五畿内に集中して所在し、国幣社は東海道・山陰道に比較的多いが、全国的に散在し、すべてで三一三二座を数える。
( 2 )平安期に朝廷が奉幣した近国二二社のうちの、大原野・吉田・祇園・北野の四社は式外社であり、社格の認識は現実に合わせて流動的であったと思われる。
…座は祭神の数をあらわし,一社に2座,3座まつられていることもある。単に式社,また延喜式内社ともいう。これ以外を式外社ともよんだ。…
※「式社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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