デジタル大辞泉
「弓丈」の意味・読み・例文・類語
ゆん‐だけ【▽弓丈/▽弓▽長】
《「ゆみだけ」の音変化》弓ひと張りの長さ。ふつう7尺5寸(約2.27メートル)。弦を張らない弓の末弭から本弭までの長さを一杖として測量の基準とした。ゆんづえ。ゆだけ。
「―ばかり投げのけられたり」〈平家・九〉
ゆ‐だけ【▽弓丈】
「ゆんだけ」に同じ。
「うち臥さで恋し明かせばさ夜床の―のふすまよそにこそ見れ」〈夫木・一六〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ゆ‐だけ【弓丈】
- 〘 名詞 〙 =ゆんだけ(弓丈)
- [初出の実例]「うちふさで恋しあかせばさよ床のゆだけのふすまよそにこそ見れ〈藤原顕仲〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)一六)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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