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氷晶石 ひょうしょうせきcryolite

翻訳|cryolite

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

氷晶石
ひょうしょうせき
cryolite

Na3AlF6単斜晶系。比重 2.97,硬度 2.5。無色または白色,ときに赤色,褐色など。条痕は白色。 560℃で立方晶系の高温相に転移。アルミニウムなどの冶金用融剤として用いられる。

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デジタル大辞泉の解説

ひょうしょう‐せき〔ヒヨウシヤウ‐〕【氷晶石】

ナトリウムアルミニウム弗化物(ふっかぶつ)からなる鉱物。無色または白色でガラス光沢がある。単斜晶系。溶剤としてアルミニウム冶金(やきん)に使用。クリオライト

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百科事典マイペディアの解説

氷晶石【ひょうしょうせき】

アルミニウム製錬のときの溶剤として重要な鉱石鉱物。組成はNa3AlF6。単斜晶系,塊状の結晶を示す。硬度2.5,比重2.97。ガラス光沢があり,無色か白色または帯赤褐色

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世界大百科事典 第2版の解説

ひょうしょうせき【氷晶石 cryolite】

鉱物の一種。化学組成はNa3AlF6。単斜晶系に属し,通常塊状集合体として産出し,しばしば集片状に双晶をなす。{001},{110}に剝離し,断口は不規則。無色,白・褐・赤色,まれに黒色を呈し,ガラス~油脂光沢を有する。モース硬度2.5,比重2.97。脆弱である。グリーンランド西部の大きなペグマタイト鉱床といわれるイビットゥートIvigtutが経済的な唯一の産地であったが,1969年に閉山した。世界各地に少量産出するが,現在経済的に採掘されているのはデンマークだけで,年間1000t程度である。

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大辞林 第三版の解説

ひょうしょうせき【氷晶石】

ナトリウム・アルミニウム・フッ素からなる鉱物。単斜晶系に属し、無色ないし白色でガラス状光沢がある。ペグマタイト鉱床中に産し、アルミニウム製錬の電解融剤とする。現在では人工氷晶石がつくられている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

氷晶石
ひょうしょうせき
cryolite

ハロゲン鉱物の一つ。アルミニウムの電解精錬の際の溶剤として重要である。ある種のアルカリ花崗(かこう)岩質ペグマタイト中に多産し、またある種の流紋岩中、カーボナタイト、アルカリ性条件下で生成された堆積(たいせき)岩中に産する。日本からはまだ報告されていない。自形は擬正方短柱状であるが、きわめてまれである。ろうそくなどの炎で弾けたように砕片化する。塩化アルミニウムの水溶液に溶解する。英名はギリシア語で氷あるいは霜を意味するクルオスkruosに由来する。[加藤 昭]

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