デジタル大辞泉 「弘誓の海」の意味・読み・例文・類語 ぐぜい‐の‐うみ【×弘誓の海】 仏語。衆生救済の誓いの広大で深いことを、海にたとえた語。誓いの海。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「弘誓の海」の意味・読み・例文・類語 ぐぜい【弘誓】 の 海(うみ) 仏菩薩の広大な慈悲の誓願が広く、かつ深いことを海にたとえた表現。ちかいのうみ。[初出の実例]「四面江湖弘誓海、一挙盤石大悲山」(出典:江吏部集(1010‐11頃)中・讚石山寺観音徳)「観音深く頼むべし、弘誓のうみに船泛(うか)べ、沈める衆生(しゅじゃう)引き乗せて、菩提の岸まで漕ぎ渡る」(出典:梁塵秘抄(1179頃)二)[その他の文献]〔四十華厳経‐二七〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例