弟娘(読み)オトムスメ

デジタル大辞泉 「弟娘」の意味・読み・例文・類語

おと‐むすめ【弟娘/乙娘】

長女に対し、それより下の娘。また、末の娘。
愛娘まなむすめといへ、―といへ」〈催馬楽・我が門に〉

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精選版 日本国語大辞典 「弟娘」の意味・読み・例文・類語

おと‐むすめ【弟娘・乙娘】

  1. 〘 名詞 〙 長女に対して次女以下の娘。おとひめ。⇔兄娘(えむすめ)
    1. [初出の実例]「母(いろは)玉依姫と日海童(わたつみ)小女(ヲトムスメ)なり」(出典日本書紀(720)神武即位前(熱田本訓))

おとと‐むすめ【弟娘】

  1. 〘 名詞 〙 ある家族子どもうち、妹にあたる娘。いもうと。おとうとむすめ。おとむすめ。
    1. [初出の実例]「おととむすめの十一二ばかりなるが」(出典:続詞花和歌集(1165頃)雑上)

おとうと‐むすめ【弟娘】

  1. 〘 名詞 〙おととむすめ(弟娘)

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