弱質(読み)ジャクシツ

デジタル大辞泉 「弱質」の意味・読み・例文・類語

じゃく‐しつ【弱質】

体質性質の弱いこと。弱い生まれつき。
「我れ生来の―とて」〈一葉・別れ霜〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弱質」の意味・読み・例文・類語

じゃく‐しつ【弱質】

〘名〙 体質・性質の弱いこと。また、そのもの。弱いたち。
※翰林葫蘆集(1518頃)七・奉贈了菴和尚入大明国詩並序「蒲柳弱質、不自持
※別れ霜(1892)〈樋口一葉〉九「我れ生来の弱質(ジャクシツ)とて仮初風邪にも十日廿日」 〔駱賓王‐蛍火賦〕

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普及版 字通 「弱質」の読み・字形・画数・意味

【弱質】じやくしつ

柳の質。

字通「弱」の項目を見る

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