弱質(読み)ジャクシツ

デジタル大辞泉 「弱質」の意味・読み・例文・類語

じゃく‐しつ【弱質】

体質性質の弱いこと。弱い生まれつき。
「我れ生来の―とて」〈一葉・別れ霜〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弱質」の意味・読み・例文・類語

じゃく‐しつ【弱質】

  1. 〘 名詞 〙 体質・性質の弱いこと。また、そのもの。弱いたち。
    1. [初出の実例]「蒲柳弱質、不自持」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)七・奉贈了菴和尚入大明国詩並序)
    2. 「我れ生来の弱質(ジャクシツ)とて仮初風邪にも十日廿日」(出典:別れ霜(1892)〈樋口一葉〉九)
    3. [その他の文献]〔駱賓王‐蛍火賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「弱質」の読み・字形・画数・意味

【弱質】じやくしつ

柳の質。

字通「弱」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android