張三李四(読み)チョウサンリシ

デジタル大辞泉 「張三李四」の意味・読み・例文・類語

ちょうさん‐りし〔チヤウサン‐〕【張三×李四】

中国では多い姓である張氏の三男、李氏の四男の意》ごくありふれた平凡な人物

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精選版 日本国語大辞典 「張三李四」の意味・読み・例文・類語

ちょうさん‐りしチャウサン‥【張三李四】

  1. 〘 名詞 〙 ( 中国に多い姓である張氏・李氏の三男、四男の意 ) その辺にいくらでもいるありふれた人。身分もなく名もない人々。平凡な人。熊公・八公の類。
    1. [初出の実例]「一法としても授記にあらざるなし。いかにいはんや山河・大地・須彌・巨海あらんや、さらに一箇半箇の張三李四なきなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)授記)
    2. [その他の文献]〔景徳伝燈録‐一九〕

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四字熟語を知る辞典 「張三李四」の解説

張三李四

その辺にいくらでもいるありふれた人。身分もなく名もない人々。平凡な人。

[使用例] 雪の夜を旗亭の酒に酔いしれて張三李四の虎物語[佐佐木信綱*おもひ草|1903]

[解説] 中国に多い姓である張氏・李氏の三男、四男という意味

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