張州雑志(読み)ちようしゆうざつし

日本歴史地名大系 「張州雑志」の解説

張州雑志(雑志)
ちようしゆうざつし

一〇〇巻 内藤東甫著

成立 天明八年

分類 地誌

原本 蓬左文庫

解説 知多春日井の両郡を主とし、その名所旧跡物産・風俗などを精密な彩色画入りで説いている。他に名古屋東照宮・熱田神宮津島神社真清田神社甚目寺妙興寺など、古社寺に関する記事や絵図が多い。著者は尾州藩下のすべてを収録するべく筆を進めていたようであるが、業なかばで没した。寛政元年、赤村信定が目録を添え、合冊して一〇〇冊とした。

複製本 「張州雑志」

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む