真清田神社(読み)マスミダジンジャ

百科事典マイペディアの解説

真清田神社【ますみだじんじゃ】

愛知県一宮市に鎮座。旧国幣中社。尾張氏の祖神火明(ほあかり)命をまつるという。延喜式内の名神大社とされ,尾張国の一宮。例祭は4月3日。ほかに織物感謝祭(7月第3日曜前後3日),太大神楽と駒牽(こまひき)神事(10月15日)など。鎌倉期の木造舞楽面は重要文化財。
→関連項目一宮[市]一宮

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世界大百科事典 第2版の解説

ますみだじんじゃ【真清田神社】

愛知県一宮市真清田に鎮座。古くは真墨田神社とも記した。天火明(あめのほあかり)命をまつる。天火明命は尾張氏の祖神で,その子天香語山(あめのかごやま)命のとき,大和より尾張に移って開拓経営にあたり,祖神をこの地に奉斎したのが当社の起源という。以後尾張氏とともに発展し,847年(承和14)従五位下,851年(仁寿1)官社に列せられ,865年(貞観7)正四位上,延喜の制で名神大社,のち尾張国一宮とされた。

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大辞林 第三版の解説

ますみだじんじゃ【真清田神社】

愛知県一宮市にある神社。祭神は天火明命あめのほあかりのみこと。尾張国の一の宮。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

真清田神社
ますみだじんじゃ

愛知県一宮(いちのみや)市真清田に鎮座。祭神天火明命(あめのほあかりのみこと)は、『日本書紀』一書に、天照大神(あまてらすおおみかみ)の御子天忍穂耳尊(みこあまのおしほみみのみこと)の御子と記し、尾張連(おわりのむらじ)らの遠祖とある。尾張国を開拓した尾張氏の祖神を祀(まつ)る神社で、社伝によると、神武(じんむ)天皇の御代(みよ)の創建と伝える。847年(承和14)従(じゅ)五位下(げ)を授けられ、851年(仁寿1)官社に列し、853年従四位下、865年(貞観7)正(しょう)四位上(じょう)を授けられ、『延喜式(えんぎしき)』神名帳に名神(みょうじん)大社として登載され、のち尾張国一宮となる。旧国幣中社。舞楽面12面は国の重要文化財。例祭4月3日。[白山芳太郎]

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