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甚目寺 じもくじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

甚目寺
じもくじ

愛知県西部,あま市北東部の旧町域。名古屋市の北西に位置する。1932年町制。2010年七宝町,美和町の 2町と合体してあま市となった。名古屋市の近郊農村として江戸時代から米作のほか名古屋に供給する野菜生産が盛んで,特に徳川家に献じた方領大根(ほうりょうだいこん)は有名であった。1910年代に始まった特産のはけ・ブラシ生産は,最盛期には全国生産の 70%にも達した。しかし 1970年代から中国製品が大量に輸入されて,生産量は大きく減少。近年は住宅地化が進む。6世紀末に建立されたといわれる甚目寺は尾張四観音の一つで,南大門,三重塔,東門が国の重要文化財に指定されている。

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デジタル大辞泉プラスの解説

甚目(じもく)寺

愛知県あま市にある寺院。597年創建。真言宗智山派本尊聖観音、十一面観音。南大門は国の重要文化財に指定。甚目寺観音とも呼ばれる。

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世界大百科事典 第2版の解説

じもくじ【甚目寺】

愛知県海部郡甚目寺町にある真言宗の寺。山号は鳳凰山。甚目寺観音とも呼ばれる。当寺に伝わる1264年(文永1)の縁起によると,597年(推古5)に,甚目竜麿(はだめのたつまろ)が海中から網に引かれて出現した観音像を本尊として開創したといわれる。天智,天武両天皇の信仰を得,平安時代の後期には七堂伽藍を備えた大寺として栄えたと伝える。江戸時代には,塔頭(たつちゆう)寺院10ヵ寺を有し,笠覆(りゆうふく)寺,竜泉寺,観音寺の諸寺(ともに名古屋市)とともに,尾張四観音の一つとして信仰を集めた。

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大辞林 第三版の解説

じもくじ【甚目寺】

愛知県あま市にある真言宗智山派の寺。山号は鳳凰山。推古天皇の時代の当地の豪族甚目氏による創建と伝える。鎌倉初期に聖観が中興。不動尊絵像(藤原時代作)などを所蔵。

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