強がり(読み)ツヨガリ

デジタル大辞泉 「強がり」の意味・読み・例文・類語

つよ‐がり【強がり】

弱みを見せまいとして、虚勢を張ること。また、その人。「強がりを言う」

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精選版 日本国語大辞典 「強がり」の意味・読み・例文・類語

つよ‐がり【強がり】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「つよがる(強━)」の連用形名詞化 ) 実際以上に強そうな様子をしたり、強そうなことをいったりすること。また、そういうことばや人。
    1. [初出の実例]「強い者に涙は禁物と、何時も自分で叱って、今日まで強(ツヨ)がりを続けて居ます」(出典:社会観察万年筆(1914)〈松崎天民淪落の女から来た手紙)
    2. 「心にもない強がりを云ふのではないのだが」(出典:蓼喰ふ虫(1928‐29)〈谷崎潤一郎〉五)

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