デジタル大辞泉 「強吟」の意味・読み・例文・類語 つよ‐ぎん【強吟/▽剛吟】 能の謡うたいの歌唱様式の一。声にゆるみがなく、力をこめて謡うもの。勇壮・爽快・厳粛な気分を表現するところに用いる。剛吟ごうぎん。⇔弱吟。[補説]ふつう「ツヨ吟」と書く。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「強吟」の意味・読み・例文・類語 つよ‐ぎん【強吟・剛吟】 〘 名詞 〙 謡曲の音階と発声法の一つ。弱吟(よわぎん)にくらべて音域が狭く、音程も動揺する。主として、森厳・勇壮と祝賀の情趣の表現に用いる。長唄や錦心流琵琶にも利用されている。剛吟(ごうぎん)。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例