当来彌勒(読み)とうらいみろく

精選版 日本国語大辞典 「当来彌勒」の意味・読み・例文・類語

とうらい‐みろく タウライ‥【当来彌勒】

未来に出現するという彌勒菩薩彌勒菩薩は兜率天(とそつてん)に住み、釈迦の入滅後、五六億七千万年を経てこの世に現われ、衆生教化すると信じられているところから、この名で呼んだ。当来の彌勒。
梁塵秘抄口伝集(12C後)一〇「『釈迦の御法浮木』の歌、『今はたうらいみろく』と上ぐる所」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android