当来彌勒(読み)とうらいみろく

精選版 日本国語大辞典 「当来彌勒」の意味・読み・例文・類語

とうらい‐みろくタウライ‥【当来彌勒】

  1. 未来に出現するという彌勒菩薩彌勒菩薩は兜率天(とそつてん)に住み、釈迦の入滅後、五六億七千万年を経てこの世に現われ、衆生教化すると信じられているところから、この名で呼んだ。当来の彌勒。
    1. [初出の実例]「『釈迦の御法は浮木』の歌、『今はたうらいみろく』と上ぐる所」(出典:梁塵秘抄口伝集(12C後)一〇)

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