精選版 日本国語大辞典 「当来彌勒」の意味・読み・例文・類語 とうらい‐みろくタウライ‥【当来彌勒】 未来に出現するという彌勒菩薩。彌勒菩薩は兜率天(とそつてん)に住み、釈迦の入滅後、五六億七千万年を経てこの世に現われ、衆生を教化すると信じられているところから、この名で呼んだ。当来の彌勒。[初出の実例]「『釈迦の御法は浮木』の歌、『今はたうらいみろく』と上ぐる所」(出典:梁塵秘抄口伝集(12C後)一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例