当馬(読み)あてうま

精選版 日本国語大辞典 「当馬」の意味・読み・例文・類語

あて‐うま【当馬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 牝馬(ひんば)発情有無をしらべるために、牡馬(ぼば)を近づけてみること。また、その牡馬。〔最新百科社会語辞典(1932)〕
  3. 相手様子を探るために仮の者を表面に出すこと。また、その者。
    1. [初出の実例]「当座のみじめな『あて馬(ウマ)』に過ぎない」(出典真理の春(1930)〈細田民樹〉森井コンツェルン)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む