彦島八幡宮(読み)ひこしまはちまんぐう

日本歴史地名大系 「彦島八幡宮」の解説

彦島八幡宮
ひこしまはちまんぐう

[現在地名]下関市彦島迫町五丁目

彦島の西部、西へ半島状に突き出る出口付近に鎮座祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后。旧県社。

社伝によれば、平治元年(一一五九)一〇月、彦島十二苗(→引島の総祖河野通次が海中から河野八幡の銘のある神鏡を得て舞子まいこ島に祀り光格殿と称したのに始まり、貞和五年(一三四九)河野道久が神託により社殿を建立したという。島内一円の氏神として崇敬が厚く、毎年一〇月二一日に「サイ上り神事」が行われる(市指定文化財)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 故事 舞子 鳥居

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む