彩む(読み)ダム

デジタル大辞泉 「彩む」の意味・読み・例文・類語

だ・む【彩む】

[動マ四]《「たむ」とも》
彩色する。いろどる。
赤木つかの刀に―・みたる扇差し添へ」〈義経記・七〉
金箔銀箔をはる。
一つを五匁づつにして上を金銀に―・みて」〈浮・一代男・八〉

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精選版 日本国語大辞典 「彩む」の意味・読み・例文・類語

だ・む【彩】

  1. 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 ( 「たむ」とも ) あざやかに彩色する。いろどる。また、金箔(きんぱく)、銀箔をはる。
    1. [初出の実例]「かさねうち衣、かざみの裏、袴のすそにでいして絵をかきたむこと常のことなり」(出典:満佐須計装束抄(1184)一)

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