…享保期(1716‐36)の近衛予楽院(家熙)の《槐記(かいき)》によれば,〈凡そ立花の中興は専好に止まりたり 専好を名人とす〉とあり,また後水尾天皇の立花の会については,〈紫宸殿より庭上南門まで,双方に仮屋を打ちて出家町人にかぎらず,其事に秀たる者は皆立花させて双(なら)べられたり〉とあって,その壮観がしのばれる。立花の初期には構成する役枝(やくえだ)も少なかったが,この時代には七つの役枝が定まり,後の九つの道具による定型化が始められる。 専好の後の門弟たちは,寛永期から元禄期(1688‐1704)にいたる社会経済の発展期のなかで,それぞれ個性ある立花を制作して活躍した。…
※「役枝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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