出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
いけ花技術における基本的形態をいう。立花(りっか)、生花(せいか)、盛(も)り花、投入れなど、それぞれの様式により花型は異なるが、いずれも構成上の主要な枝、すなわち役枝(やくえだ)の位置、方向、形態によって形が定まる。花型は普通、真、行、草の三つに大別され、これのそれぞれをさらに真、行、草に細別し、計九つの型に分類される。一般に真は基本形で直立的で端正な形、行は真をやや崩した形、草はもっとも変化ある形をなす。花型はいけ花習得に便利であるが、定型化して形のみをなぞるいけ花となりやすいところから、第二次世界大戦後の解放的いけ花では、花型にとらわれないいけ花の創造ということが提唱され、創作的いけ花を生んでいる。
[北條明直]
…能力は活字の大きさによって違うが毎分100本以上である。
[記号活字,花型,罫線,込物]
実際に活版を組む場合,文字を表す活字のほかにもさまざまなものを組み込まなければならない。記号活字は句読点,かっこや各種の記号を印刷するためのもので,製造方法などはすべて活字に準じて作られる。…
※「花型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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