精選版 日本国語大辞典 「役者付」の意味・読み・例文・類語 やくしゃ‐づけ【役者付】 〘 名詞 〙① 能・歌舞伎などで、上演種目・配役などを記したもの。[初出の実例]「にくき物のしなじな〈略〉役者付(ヤクシャヅケ)に違乱云芸者」(出典:仮名草子・尤双紙(1632)上)② 歌舞伎で、毎年一一月の顔見世興行の前に、次の一年間に出演する俳優その他の顔ぶれを位順に番付にしたもの。面付(つらづけ)。顔見世番付。役者入替番付。[初出の実例]「古来よりの役者付にある紋所をやめ」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の役者付の言及 【番付】より …種類は以下の4種に分かれる。歌舞伎の座組が1年単位を原則にし,その陣容紹介の顔見世興行が慣例化した万治・寛文期(1658‐73)から〈役者付〉が刊行され始める。いわゆる〈顔見世番付〉である。… ※「役者付」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by