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彼某 カガシ

デジタル大辞泉の解説

か‐がし【某】

[代]不定称の人代名詞。だれそれ。くれがし。多く「なにがし(何某)」と対になって用いられる。→某(それがし)何某(なにがし)
「一番にはなにがし、二番には―などいひしかど」〈大鏡・伊尹〉

かれ‐がし【彼某】

[代]三人称の人代名詞。名を知らぬ人、また、知っていても名を言わないでいう場合に用いる。多く、「それがし」と並べて用いる。だれそれ。何某(なにぼう)。
「やや、庁には又何者か候、といへば、それがし―、といふ」〈宇治拾遺・一四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かがし【彼某】

( 代 )
不定称の人代名詞。名のわからない人、また特にそれと名をあげない人をさし示す。誰それ。 「さるべくおとなしき人々、なにがし-といふ/大鏡 花山

かれがし【彼某】

( 代 )
三人称。名前のわからない人や、名前を出す必要のない人をさしていう語。一般に「それがし」と並べて用いる。だれそれ。 「何者か候ふ、と言へば、それがし、-と言ふ/宇治拾遺 14

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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