往行(読み)おうこう

精選版 日本国語大辞典 「往行」の意味・読み・例文・類語

おう‐こうワウカウ【往行】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 通行すること。通ること。おうぎょう。
    1. [初出の実例]「路次往行之者、動与食物」(出典江談抄(1111頃)二)
  3. むかしの人の行為古人善行
    1. [初出の実例]「故君子読書窮理、多蓄前言往行者、非徒欲尽天下之道理」(出典:童子問(1707)上)
    2. [その他の文献]〔晏子春秋‐内篇問下・二十六〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「往行」の読み・字形・画数・意味

【往行】おうこう(わうかう)

過去の行為。〔易、大畜、象伝〕天(乾)、山(艮)中に在るは大畜なり。君子以て多く行を(しる)し、以て其のを畜(やしな)ふ。

字通「往」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む