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待忍説 たいにんせつ

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大辞林 第三版の解説

たいにんせつ【待忍説】

消費を抑制することへの報酬が利子であるとする説。シーニアーの制欲説(節欲説)に発する利子学説。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

たいにんせつ【待忍説 waiting theory】

A.マーシャルによって主張された利子論。マーシャルによれば,生産要素たる資本サービスの価格としての利子率も,需要と供給によって決定される。需要を左右するのは資本の限界生産力であり,供給を左右する最大の条件は貯蓄にともなう待忍である。ある財の現在用途と将来用途との間への配分を計画する消費者は,その財の種々の現在用途の間への配分の場合と同じく,それぞれの用途からの限界効用が等しくなるよう配分を行う。しかし消費者は,通常,現在の消費を,将来の同量の消費よりも選好する。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の待忍説の言及

【節欲説】より

…貸付金に対して利子が支払われ,投下資本に対して利潤が生まれるのはいずれも,人々が現在の消費を節欲して,貯蓄もしくは投資したことに対する報酬であるとする考え方である。 シーニアーの節欲説はのちに,A.マーシャルによって,待忍説の形に展開されていった。待忍というのはwaiting(待つこと)の訳であるが,利子あるいは利潤が,現在の消費を差し控えて,将来に引き延ばすという時間要素を重視したものとなっていったのである。…

※「待忍説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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