律義・律儀(読み)りちぎ

  • りつぎ

大辞林 第三版の解説

名 ・形動 [文] ナリ 
ひどく義理がたいこと。実直なこと。また、そのさま。りつぎ。 -な人 -にあいさつをして回る
健康な・こと(さま)。 お-で重畳ちようじよう〱/浄瑠璃・寿の門松りつぎ律義
[句項目] 律義者の子沢山
samvara
悪を防ぎ、善に導く正しい行い。また、そういう行いを定めた戒律。禁戒。 故笠置の解脱上人如法の-興隆志深くして/沙石 3
名 ・形動 [文] ナリ 
りちぎ(律義)に同じ。 風俗-に/浮世草子・永代蔵 1 -千万せんばんノ人ナリ/日葡

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (形動)
① 礼儀や義理を固くまもること。きわめて義理がたいこと。実直なこと。正直なこと。また、そのさま。りつぎ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※仮名草子・浮世物語(1665頃)一「律義(リチギ)を立てて、思ひ詰めたる事をば翻さぬ人あり」
② 馬鹿正直なこと。また、そのさまやその人。阿呆。
※浮世草子・好色一代男(1682)八「日外(いつぞや)とらしたる緋綸子の犢鼻褌(ふんどし)かかせと申せば、律義(リチギ)なやつで、唯今までいさみしが泪をこぼす」
③ 健康なこと。丈夫なこと。また、そのさま。
※俳諧・物種集(1678)「唯律義にていはふ初春 こひゃうしにかかるあはうのからなすな〈道寸〉」

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