後入り(読み)ゴイリ

デジタル大辞泉 「後入り」の意味・読み・例文・類語

ご‐いり【後入り】

茶事で、客が初座のあと、中立ちを経て、後座茶席につくこと。改めて手水ちょうずを使い、床を拝見する。あといり。のちいり。→初入り

のち‐いり【後入り】

ごいり(後入り)

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精選版 日本国語大辞典 「後入り」の意味・読み・例文・類語

あと‐いり【後入・後妻・後夫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 後入 ) 後から入って来ること。また、その人、物。
    1. [初出の実例]「先きのは替り替り。あと入(イ)りは、続いて続いて」(出典:歌舞伎・浮世柄比翼稲妻(鞘当)(1823)三幕)
  3. 後妻、または後添いの夫。
    1. [初出の実例]「人の好くない四十男を後夫(アトイリ)にしたので」(出典:自然と人生(1900)〈徳富蘆花〉写生帖)

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