後入り(読み)ゴイリ

精選版 日本国語大辞典 「後入り」の意味・読み・例文・類語

あと‐いり【後入・後妻・後夫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 後入 ) 後から入って来ること。また、その人、物。
    1. [初出の実例]「先きのは替り替り。あと入(イ)りは、続いて続いて」(出典:歌舞伎・浮世柄比翼稲妻(鞘当)(1823)三幕)
  3. 後妻、または後添いの夫。
    1. [初出の実例]「人の好くない四十男を後夫(アトイリ)にしたので」(出典:自然と人生(1900)〈徳富蘆花〉写生帖)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android