後回し(読み)アトマワシ

精選版 日本国語大辞典 「後回し」の意味・読み・例文・類語

あと‐まわし‥まはし【後回・後廻】

  1. 〘 名詞 〙 行なったり、考えたりする順番を、後の方に回すこと。
    1. [初出の実例]「自身の事は後廻(アトマハシ)に務を大事と心懸ける中に」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android