後園(読み)コウエン

デジタル大辞泉 「後園」の意味・読み・例文・類語

こう‐えん〔‐ヱン〕【後園/後×苑】

家のうしろにある庭園や畑。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後園」の意味・読み・例文・類語

こう‐えん‥ヱン【後園・後苑】

  1. 〘 名詞 〙 家のうしろにある庭園や畑。裏庭。裏畑。せど。ごえん。
    1. [初出の実例]「優遊霜雪之光。順聖后於後園。匍匐章珮之陰」(出典続日本後紀‐天長一〇年(833)二月乙酉)
    2. 「頼朝も汝が後園(コウエン)にたたずみて聞くべし」(出典:源平盛衰記(14C前)三九)
    3. [その他の文献]〔史記‐曹相国世家〕

ご‐えん‥ヱン【後園】

  1. 〘 名詞 〙こうえん(後園)
    1. [初出の実例]「後園(ゴエン)のかたはらをしつらひ、隠居住居を立る事おほし」(出典:俳諧・類船集(1676)遍)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android