後薬(読み)ノチグスリ

デジタル大辞泉 「後薬」の意味・読み・例文・類語

のち‐ぐすり【後薬】

将来に薬となること。あとで身のためになること。また、そのようなもの。
女郎の―とて折ふしの送り小袖」〈浮・敗毒散・二〉

あと‐ぐすり【後薬】

病人が死んだあとの薬の意から》物事がすんでから処置しても意味のないことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後薬」の意味・読み・例文・類語

のち‐ぐすり【後薬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あとあとのために薬となること。あとで身のためになること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「鉄炮もやめん後世こそのちくすり 身もかりびとのいかに殺生〈可申〉」(出典:俳諧・新続犬筑波集(1660)一〇)
  3. 死んだあとの薬。物事の済んだ後から処置しても効果のないことのたとえ。あとぐすり

あと‐ぐすり【後薬】

  1. 〘 名詞 〙 病人が死んだ後の薬。物事が済んでから処置しても効果のないことのたとえ。のちぐすり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む