徒に(読み)いたずらに

精選版 日本国語大辞典 「徒に」の意味・読み・例文・類語

いたずら‐にいたづら‥【徒に】

  1. 〘 副詞 〙 ( 形容動詞「いたずらなり」の連用形副詞化 ) 何ら目的理由原因などがないのに、物事をしたり、また、状態が進行したりするさまが甚だしいさまを表わす語。むやみやたらに。わけもなく。ただひたすら。
    1. [初出の実例]「馬も徒に離れて来れり」(出典:今昔物語集(1120頃か)一〇)
    2. 「いたつらにめかり塩やくすさびにも恋しや馴れし里のあま人」(出典:十六夜日記(1279‐82頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む