従兄弟汁(読み)いとこじる

精選版 日本国語大辞典 「従兄弟汁」の意味・読み・例文・類語

いとこ‐じる【従兄弟汁】

  1. 〘 名詞 〙いとこに(従兄弟煮)
    1. [初出の実例]「いもほり和尚・なつとそいへばいとこ汁」(出典:雑俳・伊勢冠付(1772‐1817))

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「従兄弟汁」の解説

いとこじる【従兄弟汁】

あずきと、いも類ごぼう大根などの野菜、こんにゃくや豆腐などをかたくて煮えにくいものから順に入れ、みそやしょうゆで調味した汁物。あずき以外の材料や味つけは地方によりさまざまなものがある。◇材料をおいおい(甥)、めいめい(姪)に入れるからとも、野菜だけを煮るため、近親関係にあるからともいわれる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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