精選版 日本国語大辞典 「得不知」の意味・読み・例文・類語 え‐しれ‐ぬ【得不知】 〘 連語 〙 ( 副詞の「え」と、下二段動詞「しる(知)」の未然形と、打消の助動詞「ず」の連体形とが結び付いたもの。連体詞的に用いられる ) 素性、正体、内容のわからない。えたいの知れない。また、根拠もなくいいかげんな。えしれもない。[初出の実例]「白山・さん崎の得(ヱ)しれぬもの、浅草橋の内にてうなづく事迄を合点して」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例