デジタル大辞泉 「御亭様」の意味・読み・例文・類語 ごて‐さん【御▽亭▽様】 遊里で、揚屋・茶屋や船宿などの主人をいう語。「なるほど、―の言はんす通り」〈伎・助六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御亭様」の意味・読み・例文・類語 ごて‐さん【御亭様】 〘 名詞 〙 ( 「ごて」は「ごてい(御亭)」の変化した語。「さん」は接尾語 ) 遊里で揚げ屋、茶屋、船宿などの主人をいう語。ごていさま。ごてさま。[初出の実例]「粋としこなす廓言葉、御亭様(ゴテサン)御内儀様兄様と」(出典:長唄・廓の春(1750頃か)) ごてい‐さま【御亭様】 〘 名詞 〙 ( 「さま」は接尾語 ) 一家の主人や夫を敬っていう語。御亭主。ごてさん。[初出の実例]「あのさてさかづきを、ごていさまへやらせられたおてもとは、そのままおほとけじゃ」(出典:虎清本狂言・泣尼(室町末‐近世初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例