御厨純一(読み)ミクリヤ ジュンイチ

20世紀日本人名事典 「御厨純一」の解説

御厨 純一
ミクリヤ ジュンイチ

大正・昭和期の洋画家



生年
明治20(1887)年

没年
昭和23(1948)年2月7日

出生地
佐賀県

学歴〔年〕
東京美術学校西洋画科本科〔明治45年〕卒

経歴
美校入学前、白馬会菊坂洋画研究所で長原孝太郎師事。大正4年四十年社を組織して同人。15年渡仏、サロン・ドートンヌ、サロン・ナショナルに出品。昭和3年帰国、4年青山熊治らと第一美術協会創設、同会、帝展に出品。12年海洋美術協会創立に参加、会員として海軍従軍、海戦画を多く描いた。「ガンの塔」「静浦」などの代表作がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「御厨純一」の解説

御厨純一 みくりや-じゅんいち

1887-1948 大正-昭和時代の洋画家。
明治20年2月22日生まれ。パリに3年滞在,昭和3年帰国し,翌年青山熊治らと第一美術協会を結成。同会展,帝展に出品した。のち海軍に従軍,海戦画で知られる。昭和23年2月6日死去。62歳。佐賀県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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