御召縮緬(読み)オメシチリメン

デジタル大辞泉 「御召縮緬」の意味・読み・例文・類語

おめし‐ちりめん【御召×緬】

《昔、貴人が着たところから》縮緬の上質のもの。縦横に練り糸を用い、横糸に強くりをかけて織った縮緬。しま縮緬。

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精選版 日本国語大辞典 「御召縮緬」の意味・読み・例文・類語

おめし‐ちりめん【御召縮緬】

  1. 〘 名詞 〙 縦、横ともに練り糸を用い、表面に縐(しぼ)を織り出した織物。縮緬の上等なもので貴人が着用したのでこの名があるという。せば。縞縮緬(しまちりめん)御召
    1. [初出の実例]「縮緬も近世御召縮緬と云上品を専とす」(出典:随筆・守貞漫稿(1837‐53)一七)
    2. 「おめしちりめんの小そで黄八丈の下着」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二)

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