御団(読み)おだん

精選版 日本国語大辞典 「御団」の意味・読み・例文・類語

お‐だん【御団】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語。「だん」は「団喜(だんぎ)五穀薬草などをこねて作る団子(だんご))」の略か )
  2. 聖天(しょうでん)供物としてあげる、油であげた餡餠。〔俚言集覧(1797頃)〕
  3. 転じて、聖天。また、聖天を勧進した堂。
    1. [初出の実例]「にぎやかさ浴油(おだん)の下で舟かふね」(出典:雑俳・柳多留‐二三(1789))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む