御地(読み)オンチ

デジタル大辞泉 「御地」の意味・読み・例文・類語

おん‐ち【御地】

相手を敬って、その住んでいる土地をいう語。主に手紙に用いる。貴地

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御地」の意味・読み・例文・類語

おん‐ち【御地】

〘名〙 (「おん」は接頭語) 相手を敬ってその住んでいる土地をいう語。貴地(きち)
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「今年の晩(くれ)には御地(オンチ)へ参られるとは知りつつも」

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