御多分に洩れず(読み)ゴタブンニモレズ

デジタル大辞泉 「御多分に洩れず」の意味・読み・例文・類語

御多分ごたぶんれず

世間と同じように。例外ではなく。「御多分に洩れずうち会社人手が足りない」
[補説]「御他聞」「御多聞」と書くのは誤り。

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精選版 日本国語大辞典 「御多分に洩れず」の意味・読み・例文・類語

ごたぶん【御多分】 に 洩(も)れず

  1. 他の大部分の人と同様に。例外ではなく。
    1. [初出の実例]「何れ折の内の帰りは、小川か此店(ここ)がお定まりの建場だが、鳥渡(ちょっと)一口気をつけの後は、内店の拾匁とするとも何様(どう)とも、何(いづ)れ御多分に洩れやすめへ」(出典人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)五)

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