デジタル大辞泉
「御座りやす」の意味・読み・例文・類語
ござり‐や・す【御座りやす】
[動サ特活]《動詞「ござる」に丁寧の助動詞「やす」が付いてできた語》
1 「来る」「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。
「与平様はどこにぞ。顔が見たい。―・せ」〈浄・寿の門松〉
2 「ある」の意の丁寧語。ございます。
「まへかたは松葉屋でも度々狂言が―・したねえ」〈洒・通言総籬〉
3 (補助動詞)補助動詞「ある」の意の丁寧語。…でございます。
「ゑんさんかえ、此間はお早々で―・した」〈洒・通言総籬〉
[補説]活用は「ござりやせ(ごさりやしょ)・ござりやし・ござりやす・(ござりやす)・(ござりやせ)・ござりやせ(ござりやし)」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ござり‐や・す【御座やす】
- 〘 自動詞 サ行特活 〙 ( 動詞「ござる」に助動詞「やす」の付いてできたもの ) 近世前期では遊女言葉であったが、後期江戸語では一般語となった。
- [ 一 ]
- ① 「来る」「いる」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。相手の動作に用いて、高い敬意を表わす。
- [初出の実例]「与平様はどこにぞ。顔が見たい。ござりやせ」(出典:浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)上)
- ② 「ある」の丁寧語。ございます。あります。
- [初出の実例]「おめへさん今時の娘にゃアそんな野夫(やぼ)は御ざりやせん」(出典:洒落本・駅舎三友(1779頃)茶屋)
- [ 二 ] 補助動詞「ある」の丁寧語。…でございます。…です。
- [初出の実例]「ざいしょとやら伊丹とやらへいかんす筈共聞及ぶ。どふでござりやす」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)上)
御座りやすの補助注記
活用は「ござります」と同じと考えられるが、「ござりやする」「ござりやすれ」の形はみられない。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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