御座敷が掛かる(読み)オザシキガカカル

デジタル大辞泉 「御座敷が掛かる」の意味・読み・例文・類語

御座敷おざしきか・る

芸者芸人などが、客の座敷に呼ばれる。
会合などに招かれる。「テレビ局から―・る」

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精選版 日本国語大辞典 「御座敷が掛かる」の意味・読み・例文・類語

おざしき【御座敷】 が かかる

  1. 芸者、芸人などが客に呼ばれる。
    1. [初出の実例]「御座敷(オザシキ)が掛(カカ)って来りゃァ座敷(くち)を外したり」(出典人情本・春色雪の梅(1838‐42頃か)三)
  2. 人から招かれる。口がかかる。
    1. [初出の実例]「紀元節や、天長節や、四方拝の元日には、他の級から御座敷(オザシキ)が掛(カカ)った」(出典:夢声半代記(1929)〈徳川夢声〉江戸ッ児になる迄)

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