デジタル大辞泉 「御成切」の意味・読み・例文・類語 おなり‐きり【▽御成切】 亥いの子の日に、宮中、のちには幕府から臣下に賜った亥の子餅もち。碁石ほどの大きさに丸めて平たくしたもの。「本朝にも十月のゐのこなんどを―と云ひて」〈四河入海・六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御成切」の意味・読み・例文・類語 おなり‐ぎり【御成切】 〘 名詞 〙 碁石ぐらいの大きさにまるくおしひらめた亥の子餠。将軍家が紙に包んで臣下に与えた。《 季語・冬 》[初出の実例]「御方御所様之御なり切土岐殿への分翌日兵庫殿被下之」(出典:親元日記‐文明一三年(1481)一〇月二二日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例