御所八幡宮社(読み)ごしよはちまんぐうしや

日本歴史地名大系 「御所八幡宮社」の解説

御所八幡宮社
ごしよはちまんぐうしや

[現在地名]中京区亀甲屋町

御池おいけ通と堺町さかいまち通の南東角に位置。神功皇后・応神天皇を祀る。社伝では弘安二年(一二七九)後宇多天皇が勅して御所内に勧請したという。その後、足利尊氏が康永三年(一三四四)卜部兼豊に命じて邸内に勧請(雍州府志)、尊氏が新田義貞を討つとき当社に勝利祈願したと伝える。のち等持寺の鎮守となったという(坊目誌)。また、尊氏の院号により等持院八幡とも号した(山州名跡志)。応永年中(一三九四―一四二八)山城醍醐寺三宝さんぼう院の満済を別当に補し栄えたが、応仁の乱後等持寺は退転、当社のみこの地に残った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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