御捨(読み)おすて

精選版 日本国語大辞典 「御捨」の意味・読み・例文・類語

お‐すて【御捨】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 俗信によってつけられた女性の名。父親が四二歳の厄年の時に子が二歳になると、親が死ぬとして、生児他家養子に出したりいったん捨てる形をとったりすることがあったが、そのような女児につけた名。男児の場合は「捨松」などが多い。
    1. [初出の実例]「余所事に親の尋るお捨様」(出典:雑俳・五色墨(1809))
  3. 転じて、手に負えない女にいう。
    1. [初出の実例]「どうも手にも足にもあはねへおすてだぜぇ」(出典:人情本・明烏後正夢発端(1823)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む