御摩訶迦羅(読み)おんまかきゃら

精選版 日本国語大辞典 「御摩訶迦羅」の意味・読み・例文・類語

おん‐まかきゃら【御摩訶迦羅】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] mahā (摩訶)は大、kāla (迦羅)は黒をいい、摩訶迦羅大黒天、または大黒神の意 ) 木または張子(はりこ)男性性器をつくり、花柳界職人など縁起を祝う家で歳の市に買って神棚に飾ったもの。
    1. [初出の実例]「市帰りおんまかきゃらをそっと出し」(出典:雑俳・柳多留‐六(1771))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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