御水(読み)オミズ

デジタル大辞泉 「御水」の意味・読み・例文・類語

お‐みず〔‐みづ〕【御水】

水を丁寧にいう語。また、神事仏事などに用いられる水。「御水取り
俗に、水商売や、水商売で生計を立てる人のこと。

み‐もい〔‐もひ〕【水】

《「もい」は、元来、水をいれる器の意》水。
飛鳥井は、―も寒し、とほめたるこそをかしけれ」〈・一六八〉

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精選版 日本国語大辞典 「御水」の意味・読み・例文・類語

み‐もい‥もひ【御水】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語。「もい」は元来水を入れる器 ) 飲料とする水。
    1. [初出の実例]「飛鳥井に 宿りはすべし や おけ 蔭もよし 美毛比(ミモヒ)も寒し 御秣(みまくさ)もよし」(出典催馬楽(7C後‐8C)飛鳥井)

お‐もい‥もひ【御水】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語、「もい」は元来水を入れる器 ) 飲み水をいう女房詞。みもい。
    1. [初出の実例]「『ひややかなるをもひ汲みに沖へまかるぞ』といふ」(出典:類従本赤染衛門集(11C中))

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