御無用(読み)ゴムヨウ

精選版 日本国語大辞典 「御無用」の意味・読み・例文・類語

ご‐むよう【御無用】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 )
  2. 相手に軽い敬意をもって、しないように頼む時に言う語。
    1. [初出の実例]「かさねがさねくゎぶんにはあれども、もはや御むよふ御むよふ」(出典:咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下)
  3. 相手の申し出などを断わる時に言う語。たとえば、門付(かどづ)けや物もらいなどにいったりする。
    1. [初出の実例]「『ようござらふ、いそひでいへ』『いやいや御無用でござる』」(出典:虎明本狂言・鬮罪人(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む