御用提灯(読み)ゴヨウヂョウチン

デジタル大辞泉 「御用提灯」の意味・読み・例文・類語

ごよう‐ぢょうちん〔‐ヂヤウチン〕【御用灯】

官庁の名や記章を記した提灯官命に従事する者が夜間に携帯する。
江戸時代、捕り手が犯人を召し捕るときに用いた「御用」と書いた提灯。

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精選版 日本国語大辞典 「御用提灯」の意味・読み・例文・類語

ごよう‐ちょうちん‥チャウチン【御用提灯】

  1. 〘 名詞 〙 官府の御用で出て行く人が携帯する、官府の徽号・記章などのついた提灯。
    1. [初出の実例]「伝馬町の御用てうちんじゃ無が品川へ通ひづめだ」(出典:洒落本・南極駅路雀(1789))

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