御相伴(読み)オショウバン

デジタル大辞泉 「御相伴」の意味・読み・例文・類語

お‐しょうばん〔‐シヤウバン〕【御相伴】

相伴」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御相伴」の意味・読み・例文・類語

お‐しょうばん‥シャウバン【御相伴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 正客相手となって、いっしょに接待を受けること。
    1. [初出の実例]「むかしは人の巾着もさそ お相伴(シャウバン)お傍はなれず有けるか」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第一四)
  3. ( 比喩的に ) 他とのつりあい、物事の行きがかりなどのためにいっしょにつき合うこと。
    1. [初出の実例]「一同(みんな)に八当りのお相伴(シャウバン)をさせるのかも知れぬ」(出典:二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉中)

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