御破算(読み)ゴハサン

デジタル大辞泉 「御破算」の意味・読み・例文・類語

ご‐はさん【御破算】

1 そろばんで、珠を全部払って前にした計算をこわし、新しい計算のできる状態にすること。ごわさん。「ご破算で願いましては」
2 今までの行きがかりを一切捨てて、元の何もない状態に戻すこと。ごわさん。「約束をご破算にする」
[類語]相殺・帳消し・棒引き

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「御破算」の意味・読み・例文・類語

ご‐はさん【御破算】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 )
  2. ① 算盤(そろばん)で、次の計算に移るとき、先に置いた珠を全部払って、零の状態にすること。算盤を使うものに対して、数を読み上げるものが「御破算で願いましては」の形で用いる。
  3. ② ( ━する ) 今までのことをすっかり破棄して、白紙の状態にもどすこと。
    1. [初出の実例]「最早(もう)ちゃんと婚礼が済むで見れば、何も彼も御破算(ゴハサン)さ」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)1 すばやく書き記すこと。特に、速記術を用いて演説・談話などを書き取ること。「対談を速記する」2 「速記術」の略。「速記を覚える」3 「速記者」の略。「速記を雇う」4 「速記録」の略。「...

速記の用語解説を読む