御茶所(読み)オチャドコロ

デジタル大辞泉 「御茶所」の意味・読み・例文・類語

おちゃ‐どころ【御茶所】

おちゃしょ」に同じ。
茶店ちゃみせ」を店側からいう語。
茶の名産地。

おちゃ‐しょ【御茶所】

《「おちゃじょ」とも》寺社境内にあって参詣人湯茶をふるまう休憩所

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御茶所」の意味・読み・例文・類語

おちゃ‐どころ【御茶所】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 神社仏閣などに設置され、参詣人に代わって茶を神仏に供える所。
  3. おちゃしょ(御茶所)
  4. 「ちゃみせ(茶店)」を茶店側からいった言葉
  5. 茶の名産地。茶所

おちゃ‐しょ【御茶所】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おちゃじょ」とも ) 神社や寺院の境内に設けられた、参詣人のための休憩所。お茶どころ。
    1. [初出の実例]「めっそうに・お茶所を見てもあっとうと」(出典:雑俳・軽口頓作(1709))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android