御茶湯(読み)おちゃとう

精選版 日本国語大辞典 「御茶湯」の意味・読み・例文・類語

お‐ちゃとう‥チャタウ【御茶湯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 茶湯」をいう尊敬語仏前に供える茶。また、それを供えること。
    1. [初出の実例]「『構いて、茶をたてたなどといふな。大福御祝い候へと申せ』とねんごろにいひつくる。此大福をわすれて『を茶湯(タウ)がわきましたが、を枕はあがらぬか』といふた」(出典咄本・山岸文庫本昨日は今日の物語(1614‐24頃))
  3. 寺院で定められた日に茶を供え、特に供養すること。また、その日に参詣すること。
    1. [初出の実例]「あさってお茶湯(チャタウ)へ参りますから」(出典:大川端(1911‐12)〈小山内薫一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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