御都合主義(読み)ゴツゴウシュギ

デジタル大辞泉 「御都合主義」の意味・読み・例文・類語

ごつごう‐しゅぎ〔ゴツガフ‐〕【御都合主義】

定見を持たず、その時、その場の都合や成り行きで、どのようにでも態度を変えること。オポチュニズム
[類語]日和見日和見主義事なかれ主義オポチュニズム

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精選版 日本国語大辞典 「御都合主義」の意味・読み・例文・類語

ごつごう‐しゅぎゴツガフ‥【御都合主義】

  1. 〘 名詞 〙 自分の定見を持たず、その時その時の状況に応じて自分に都合のいいように判断し行動するしかたをさげすんでいう語。節操のない態度。
    1. [初出の実例]「政治界も宗教界も其日其日の御都合主義(ゴツガフシュギ)となってゐるは事実で」(出典:嚼氷冷語(1899)〈内田魯庵〉)

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